2012年08月05日

君と歩いた道

春の優しい風に吹かれながら




君と仲良く歩いた道




咲き始めた花を見ながら




楽しくお喋りをして歩いた道




雨の中ひとつの傘に入り




二人照れながら急ぎ足で歩いた道




沈む夕日を見ながら




今日の出来事を話歩いた道




夜の星を見上げながら未来を語りあい




強く手を握り歩いた道




夏の午後ささいなことで喧嘩をし




早歩きした道




秋のそよ風にススキが流されるのを見て




静かな気持ちで歩いた道




冬の寒い日に白い息をはき




寄り添い雪の上の二人の靴あとを




振り返り歩いた道




いつも君と歩いた道




笑いながら




未来を話しながら




喧嘩をしながら




いつも二人歩いた道




季節はめぐり、まためぐり




今は思い出を辿りながら




一人歩く道




僕の目の前には




君と手をつないで歩く僕達の後姿がはっきりとみえる




君と歩いた道




思い出の二人を追い越すために




強く一歩、また一歩と歩き出す




僕の道をつくるために







君と歩いた道



Posted by 流音 at 08:36│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。